urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

変わらずにいること

2年前にあった高校の50周年記念式典では、式典終了後に同学年による同窓会を企画している学年が多かったのだけど、どういうわけか私の同期からはそのような話がでてこなかったらしく、一つ上の先輩から招集がかかって合同学年会という形で盛大に行われた。同学年の参加は少なめだったけど、その後SNSで繋がって会話したり、結果的に参加して良かったと思う。
で、今日は部活の先輩たちとの合同同窓会。吹奏楽部って活動にのめり込んでしまうのでクラスメイトとの繋がりより部活で先輩後輩との繋がりのほうが大きい。実はもう何年も前に高校3年のクラス会が開催されていたという噂を耳にして、自分がどれだけクラスでの存在感が薄かったか思い知らされたのだけど、寧ろ部活での繋がりのほうが濃いのかもしれない。
久しぶりの先輩方は卒業から20年以上経っているというのに誰だかすぐに分かるほど「変わっていな」かった。
「変わってない」という言葉は私もよく言われるのだけど、実際「変わってない」先輩達が20数年のあいだどういう生活を送ってきたかといえば、いわゆる「普通の」「平凡な」20〜30代ではなく、ある所では自慢できるどころか言葉を濁してしまうような情けない(と自分が感じる)時代を過ごしてきたようだった。でも、そういった苦しい時期を乗り越えてこうして皆の前に元気な姿を見せられるというのも、前向きなバイタリティがあるからこそで、だから「変わらない」んじゃないのかな、なんて思った。