urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

Lucky seven

最近「プチ同窓会」という言葉が私たち界隈で流行っている。私がこどもの頃は、親がよく学生時代の同窓会だといってホテルの宴会場で恩師を交えてずらーっと並んだ集合写真などを見せてくれた。なるほど大人になるとこうやって昔の友達と語らうのだな…なんて思ってたけど、アラフォー迎えてそういった同窓会を開く機会は未だ訪れていない*1
その代わりに「プチ同窓会」。クラスや学年(または部活)の同級生全員に連絡をとって集めるのではなく、SNSなどで再会した同級生や、卒業してからずっと連絡を取り合っていた親友など数人でささやかな宴会を催すというタイプ。たまにFBでもプチ同窓会の写真がアップされている。
私たちは第二次ベビーブーム頂点世代で、同級生の数も多い。さらに、大学進学を機に地元を離れてそのまま新しい地で暮らす人も多くなり、また、同世代といってもさまざまなライフスタイルで生活しているため、昔より人を集めるのが困難になったというのもプチ同窓会が流行る理由なのかもしれない。と、いうことは、昔の友達に会いたくないから同窓会が開かれないのではなくて、会いたいけど集めるのが大変だからプチ同窓会しか開けないのが現実?!


そんなわけで、emix発起人による中学校1年7組のプチ同窓会。

集合場所は巨匠mokkanの陶芸グループ展会場。
陶芸家mokkanは中学時代、美術部で黙々と絵を描いていたっていうイメージがあった。聞くと大学へは油絵専攻で入ったものの、そこで陶芸に転向して現在に至るのだとか。10年ほど新潟で修行を積み、その後母校の高校講師を経験するなど、半生を語ってくれた。
人間40も越せばいろんな経験を積む。それぞれがそれぞれのことを「成功者」だと感じてしまうのだけど、同じ年月を費やしていても、経験は同じ尺では測れない。何を持って「成功」となすのか、じゃ、「成功していない者」ってなんだろう……って考えてみると、「成功者」という言葉そのものが無意味に感じられてきた。

*1:ちなみに一昨年、高校の50周年記念式典に便乗した同期会は、実は1年上の先輩主導だったため同期の集まりは少なめだった