urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

SFC演奏会まであと12日

 本来なら今年「第25回演奏会」と銘打つはずでした。まぁそれはおいといて、25年前「第1回(1995年)」の頃私は大学生。当時金管アンサンブル界を賑わせたフィリップジョーンズブラスにジャーマンブラスにロンドンブラス等々……の素晴らしい演奏に魅了された我らSFC、彼らの演奏した作品をかたっぱしから演奏会のプログラムに取り上げてきたいわば「コピーバンド」でした。

 アマチュア楽団の多くはそのレパートリーを何度も演奏しなおしてコピーを極めていくのですが、我らSFCは団長の方針もあって「一度演奏した曲はもうやらない」という妙なこだわりを持ってましたので、5年くらいでレパートリーが枯渇してしまいます。しかしこれが、良い転換期になるのです。

「じゃぁ作るしかないじゃんねー」

 第6回(2001年)の頃、金管アンサンブルに欠かせないテューバやホルンの団員が辞めてしまったこともあり、コントラバスやドラムを入れた編成に挑戦。これが意外とハマって現在のSFCスタイルの原型ができあがります。SFCで初めて私が編曲した作品を演奏したのは2003年、第8回演奏会。この年から私のアルトホルン人生も始まるのです。

 編曲始めた頃は、すでに販売されているスコアからのトランスクリプションだったり耳コピがほとんどだったのですが、最近はアレンジと言える作品が増えてきました。

「……で、やっと本題。」

 昨年の第24回演奏会にて、ドボルザークの新世界をSFCスタイルに大胆アレンジするという難行をこなし、このたびSFCYouTubeチャンネルにアップしたのでぜひ聴いてください! 頑張ったところは、4分ちょっとの曲の中に1楽章から4楽章まで全部入っているところです。アメリカに渡ったドボルザークぽさが伝われば幸いです! そしてその勢いで今年の演奏会もよろしくお願いします!!


The New World / antonín leopold dvořák / shimono emiko


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さいたまファンファーレクラブ
スペシャルコンサート2020
〜夏の終わりのdistance〜
2020年9月21日(月祝)14時開演
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール/入場無料
★聖エドモンズベリーのためのファンファーレ/B.ブリテン
★Tomorrow’s Ahead/西下航平
★第7旋法によるカンツォン第1番/G.ガブリエリ
★ハレの日に恋人と教会へ〜Wedding Rhapsody/下野恵美子[初演]
★ラスト・レター/浅井雄作/下野恵美子編
★ウィグリー・ピース/安部一城/下野恵美子編
★HOP/安部一城/下野恵美子編
★ホール・ニューワールド/Aメンケン/下野恵美子編
★ウェディング・メドレー/下野恵美子編