urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

はんぺん

最近の若者は地元志向が強いというようなことを何かの記事で読んだことがある。わざわざ生まれ育った地を離れるよりも自宅から半径5km以内で事が足りる生活を好むとかなんとか。
確かにソコソコの地方だったら半径5km圏内で欲しいものは手に入る生活ができるほど物流は発達したし、イザとなればネットショッピングで殆どなんとかなるから、友達と別れてまで慣れ親しんだその土地を離れる必要もないのかもしれない。私はとにかく自分が現役合格できそうな大学を〜と、故郷を離れてでも地方の国立大学を選んだけど、不況や少子化の影響もあって、縁もゆかりもない遠くの大学を選んで進学することも減ってきたような気もする。
おかげで生まれ育った地へ戻る機会もなくなってしまったけど、
自分が4〜18歳まで生活した静岡という街はとても良い街だし、ご当地食材はやっぱり今でも懐かしいと感じるし、それがまた今住んでいる街では手に入らないとなればなおさらだし。

母からの手土産、焼津名産「黒はんぺん(はんべ)」を使ったフライ。静岡ではどこのスーパーでも売っている単なる青魚の練り物も、なかなか手に入らない貴重な食材だと思うと、やけに恋しくなってくる。