urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

シブいね

静岡に住んでいた子どもの頃、東京といって知ってる地名といえば池袋、原宿、新宿、上野、渋谷・・・など。それらの街の特性や位置関係なんて全然わからなくて、とにかくスゴイ場所という漠然としたイメージがありました。
大学進学とともに関東へ移り住み、電車で30分もあれば池袋まで行けることに「これでいつでもトーキョウに行ける!」などと胸躍らせたものです。
そんな初々しい大学1年の頃、初めて渋谷に降り立ったときの感動といったらありませんよ。交差する鉄道。巨大なスクランブル交差点、どこまでも続く飲食店やデパート街。初めて渋谷に行った目的は演奏会で着る舞台衣装(黒いパンツ)を買いに。というか、その程度のものなら大宮にだって余裕で売ってたはずなのに、敢えて渋谷まで行くというミーハーさ。とにかく109(マルキュー)に行きたかったのですよ*1
アレから20年経った今でも渋谷は相変わらず大きな街だなぁと訪れるたびに感じるけど、いつの間にか目線が変わっていたことに気付きました。
夜に大学の吹奏楽部OBで集まった居酒屋。飲み放題コースメニューを注文したらビールが金麦(リキュール:発泡性)しかない! 店舗名に「個室」を全面アピールしているものの、適当にブラインドカーテンで仕切られただけ。そういえば以前小学校の同級生で集まった渋谷の居酒屋も、時間制限があるにもかかわらず店員を呼んでもちっとも来なかった。ひどいひどすぎる。
きっとたまたまハズレだったという訳ではなくて、20代前半の若者相手ならそのサービスでも充分ごまかせるし、イチゲンさんだけである程度の期間は持ちこたえられるほど人が多い場所だから、流行らなくなったら閉店してリニューアルすれば良い程度にしか考えてないのだろうし。。。って、そんなこと考えられる年齢と経験値が身に付いちゃったんだなーって。

*1:なんと今は静岡にもあるケド