urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

お犬社長様

イヌに服を着せるとはオカシイ派も居ることはわかっている。でも、そもそも服を着るのは人類だけ。生きとし生ける全ての生物において、服を着ているニンゲンのほうがおかしいとは思わないか。
・・・なんてことは置いといて、mittenの新しいジャケットを買った。数年前に買ったダウンジャケット(風)がずいぶん汚れてきたので、冬が来る前に新調しようと決めていた。
mittenは長毛種だけど、トリミング直後はさすがに寒そうにしている。最近は寝る時には布団の中に潜り込んでかなりぬくぬくしながら寝ている。イヌだって寒いときは寒いのだ。まぁ、暑さにはめっぽう弱いので、夏と冬とどちらが得意かといえば冬のほうかもしれないけど。
ペットショップの一角にはサンタ服や振り袖、袴といった季節商品から、雨合羽やTシャツといった実用的なものまで犬用洋服コーナーがずらりと並んでいる。だいたいは外出するときに着せるから、言って見ればほとんどのアイテムは飼い主によるエゴの塊なのかもしれない。スタジオなんとかでお姫様の恰好をさせた娘の写真をSNSにアップして皆から「かわいいー」と言われるのを心待ちにしている人のことを悪くなんて言えない。
確かにmittenは服など着なくても外出できるし、本犬が「服が欲しい」とねだってきたわけでもないのだけど、自分たちはぬっくぬくのダウンジャケットを着込んでいるのに北風に当たって寒そうにしている犬を……見てはおれない。ジャケットを着たところで暖かいのか嬉しいのか分からないけれど、こちらが見ていて寒くなるから着ておくれ。
というわけで、

赤いジャンパー。
人間用とは逆に袖を通すけど、寧ろこのほうが着やすい。そしてボタンにみえるところは実はマジックテープになっている。まさに犬のためのジャンパー。