エアコンロボット

リビングにあるエアコンは引っ越してきた時に設置されていたものだった。たまたまウチが前の賃貸マンションに引っ越した時に買ったエアコンと同じメーカーの同型タイプだったので、おそらく2004年モノ。ということは15年前のエアコンということになる。
昭和の時代なら15年も前の家電なんて古すぎて使いものにならないところだけど、21世紀の家電はなかなか壊れない。しかも2階のリビングは冬はガスファンヒータ*1とホットカーペットの二段使いでエアコンの出番がないため、引っ越して5年経っても買い替えの機会を失っていた。

しかし昨年の酷暑も乗り切ったことだしそろそろ引退させても良いだろうと、新調することに。
予算はクレジットカードのポイントで貯めに貯めた商品券20万円分。これだけあれば14畳タイプでもそこそこ良いのが買えるだろう。今の時期なら前年の最高機種の型落ちがまだ狙えるので、目星をつけていざヨドバシへ。
品番までチェックして「これください」って店員さん呼んだまではスイスイ進んだのだけど、やっぱりお店行くと他のメーカーさんの良さげなヤツに目移り。

「あ、あの。。。コレはコレとどう違いがあるんですか？」

目星をつけていたS社の最高機種の型落ち品と、隣に展示されていたF社やD社のエアコンとの違いを「念のため」聞いてみると、さすがヨドバシのエアコン担当、すらすらと説明してくれる。
今まで使っていたT社はいろいろあってエアコン事業は（おろか家庭向け家電全般的に）あまり力を入れていないのはなんとなくわかっていたけれど、買おうと思っていたS社もテレビは良いけどエアコンはそこまで頑張っているかと言われると、、、だそうで（ま、ツイッターでは一番人気だけど）、やはりエアコンといったら専門のD社とF社の性能は文句ナシ、とのこと。ただし値段はそれなりにお高いので予算との相談になる。確かに。
D社の性能の良さはわかっていたのでF社について詳しく聞いてみると、どうやら2018年モデルと2019年モデルではフルモデルチェンジレベルで違うとのこと。親会社のパソコン事業で培ったAIをエアコンにもフル活用しているそうで、なんとなくコイツを売りたいんだろうなというのは店員さんの熱の入りようでわかる。ふむ。

でもお高いんでしょう？

「今の時期ですと割引幅が大きいんですよ。ちょっと聞いてきますね〜」

もうS社のエアコンじゃなくてF社の2019年最高機種を売る気マンマンである。

というわけで買っちゃいましたよAI搭載エアコン。
商品券20万円分と貯めに貯めたヨドバシポイントを使って。
最新機種はリモコンもタッチパネル。

*1:これも前の家主が置いていったもの