O.S.ヘンリー

クラスの友達から大江千里というアーティストを紹介してもらったのは私が中学3年の頃。彼女は大ファンでとにかく大江さんが出演する番組は細かくチェックしていて、その放映がある日は朝から上機嫌でよく私に話してくれたのだけど、中学生のくせにジャパニーズポップスに疎かった私は彼女の云う大江千里という名前が頭の中で変換できず長いこと「O.S.ヘンリー」だと思っていた。
で、その「ヘンリー」さんが今夜音楽番組に出演するからぜひemixも観てくれと彼女が懇願するので、せっかくだから観てあげようとチャンネルを回し*1ましたら、そこに居たのは好メガネ男子♡　ていうか日本人だしｗｗなるほど。彼女は私の好みをよく知っている、というか、自分と同じニオイがすると感じたのだろう。まぁそんな好印象のメガネ男子が自作の曲をピアノで弾いている。憧れないわけがない。
その後TSUTAYAで今までリリースされているアルバムを全部借りまくり、高校生の頃は彼がパーソナリティーを務めるラジオ番組をエアチェックし、新譜は発売日に買うほどまでのファンになっていた。
そんなわけで大江千里さんのアルバムは全部持っているわけだけど、実は一度もコンサートには足を運んだことがなかった。何と言うか、ライブよりレコーディングで練り込まれた音源をヘビロテするのが好きだったからかもしれない。
その後彼はニューヨークへ渡り音楽学校でジャズを本格的に学び、ジャズピアニストとして再デビューを果たしたのが約3年前。一昨年の9月にモーションブルー横浜でのライブにて、emix初めて大江千里ナマライブを鑑賞した。
そして昨日は一度は行ってみたかったライブハウス、ブルーノート東京でピアノトリオのライブ。

もともと歌詞よりも楽曲が好きでヘビロテしていたので、寧ろピアノ＆サックス＆ウッドベースのシンプルなトリオジャズは私の耳にも心地よく馴染んだ。

Collective Scribble

*1:いや、いくら昭和でもリモコンありましたわｗ