脱・渋柿隊
庭にある柿の木はとても気まぐれ。
ここ5年で大量に実がなった年もあれば全くつかない年も。どうやら前年実がなった枝には次年度にはつかないそうで、昨年ほとんど実がならなかった影響なのか今年は豊作。柿も牡蠣もあまり好きではないemixだけど窓から眺めるそれはたいそう立派に実っているので、せっかくだからもぎ取ってみた。
引っ越して1年目に一度食べてみたとき、とても渋くて食べられたもんじゃなかったので*1、それ以来野鳥の越冬の糧になっていた庭の渋柿。しかし干し柿以外に食べられる方法があるはずと文明の利器インターネットで調べてみると「脱渋」なる方法があるとのこと。
- 収穫前にドライアイスやアルコールの入った袋をかける方法
- ヘタを焼酎に浸して密閉し、5〜6日寝かせる方法
- 40度くらいのお湯につける方法
- ドライフルーツ(干し柿)にする方法
- そのまま放置し完熟したところで冷凍して食べる方法
なるほど。柿を甘くするには苦労があるのね。もう収穫してしまったので収穫前に袋をかける方法はできないし、お湯につける方法は劣化する割にあまり効果がないらしい。干し柿は時間かかるし完熟シャーペットは自分が一番食べたくない。
ということで、難しくなさそうな焼酎法を試してみることに。
アルコール脱渋は30度以上のアルコールでないと効果が無いようで、それで焼酎が使われるのだとか。果実酒にも使われるホワイトリカーがベストだけど、余ったら使い道がないのでウォッカを買ってきた。アルコール37〜39度、度数が高いほうがなんとなく効果ありそうだし、余れば飲めばいい。
果たして無事渋は抜けるのか。
*1:元家主さんからはかなり熟れてからでないと渋くて食べられないと言われていた