urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

おもう

人生は、運だ。


父親が早くに死んだのも
お金を気にして進学の選択を狭めたのも
18歳で故郷を離れたのも
早いうちに結婚できたのも
就職氷河期にぶち当たったのも
就職に失敗してうつ病になったのも


だけど、
病気になったのは偶然ではなく必然で、
私には生命保険のパンフレットにでてくるような世間一般的平々凡々な人生は似合わなかった。
「そうなるはずだったんだ」と思っていたことはまやかしで、
今、自分が立っている場所にくるために、
自分が自らの意思で動いてきた。
それを気づかせてくれたのが、病気になることだった。


病気になったことで、気づかせてくれた。
時間も、お金も、無駄になったけれど、
このまま教師として働くことが自分が自分であるための最善な方法ではない、ということがわかった。たとえ収入がなくても、自分を見失わないことのほうが人生にとって大切なのではないか。結果的に結婚に甘えてしまったかもしれないけれど、生きていくための術になんとしても教師を選んだとしたら、「楽しく生きる」ことを捨てていたのかもしれない。


すべての事柄はどちらか一方しか選べない。


私は「どちらか一方」を選んでここまできた。
「誰の評価を気にしてるの」
「胸をはれ」
その「選んだこと」に胸を張っていられるようにすることが、私にとっての永遠の課題なのだろう。