urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

マチのおまつり

優柔不断すぎるemixもマチへの憧れだけはハッキリとしていたのだろう、鎌倉時代から続く街道沿いの住宅街に住むことができたのも、マチに対する強い想いがあったからかもしれない。
与野の夏祭りの歴史は古く、発祥は300年前にまでさかのぼるらしい。各集落では7月の土日を祭りの日と定めていて、その中でも第3土日に行われる上町、仲町、下町、上峰地区の祭りが本町通りを全面通行止めにしてのイベントなのでメインとなっている。

去年は強い雨が降っていたけど梅雨明け直後の今年は良い天気。16時から街道は通行止めになり、まだ明るいうちからは小中学生が友達と一緒に祭りの露店を楽しんでいる。
そういえば友達とお祭りに出かけたのは中学生の頃に一度だけ。浴衣を持っていなかったので、友達に小学生の頃着ていたちりめんの浴衣を貸してもらったような気がする。チビな私にはぴったりで、なんだか友達の妹みたいな気分だった。所詮中学生なんてお金持ってないから、露店のジャンクフードもほとんどが眺めるだけで、ここぞってところで一つ買う、そんな感じだったかもしれない。クラスの男子も来てないかなーなんてちょっとは気になるんだけど、いざ見かけると恥ずかしくなって目をそらす、そんなもんです。

こどもの頃には見向きもしなかった生ビール。オトナになればしっかり視野に入ってくるわけで、ここは雰囲気重視でテキ屋のを買おうか、沿道の居酒屋さんが出店してるのを買おうか、コンビニで買っちゃうか・・・なんて目移りしてしまう。

ちもげあ!

ばそ焼宮士富!!

ラテスカービベ!!!


日が沈んでからは、それぞれの地区のお神輿が練り歩く。ただそれだけのことなんだけど、お祭りは老若男女みんなの心を豊かにするものなんだな。