陰口を日向でたたく
urashimonoもotoshimonoも、言って見れば全世界の人が見られる環境にある場所に公開している日記。実際そんなに購読者がいるかというとそういう訳でもなく、見ず知らずの人にはたまたま検索エンジンに引っかかった日記などが読まれている程度にすぎない*1。
逆に見ず知らずではない人には意外と読まれている。意外と、というか少なくとも両親たちはかなり頻繁に読んでいる。更新が滞ると心配して電話してくるレベル。
だから身内に読まれていることなど百も承知でこの日記を書いている。
よくSNSなどでは不特定多数の誰か（もしくは自分が望んでいない特定多数の誰か）に自分の投稿を読まれることを異常に恐れる人を見かける。そのために自分の投稿を友人にしか見られないように設定したり、友人の中でも親しい人や自分が気を許す人に限定したり。まぁそれも、その人の気持ちの問題なのでそれ自体を非難することはしないけど、どんなに限定しようとも自分の投稿には責任を持つべきだと思ってる。
例えば、自分が気に入らない人をあからさまに非難するような内容を、その人が読めないような場所に投稿する人がいる。固有名詞を出さないだけ場をわきまえているつもりなのでしょうけど、読む人が読めば誰のことなのか一発でわかるような内容だったりして、たとえそれが自分の知らない人であってもそういった内容を読むのはあまり良い気持ちはしない。
実は私も、以前あまりにも腹が立ったことがあって、それをその人が読めないSNSに投稿したことが一度ある。その投稿は共感してくれた人も多く、私もおかげで随分なだめられたものだけど、スッキリしたかといえば完全にスッキリしたとも言えない。やはりどんな形であれ陰口はスッキリしないものなのだ。
ならば正々堂々と陰口をうまく吐くほうが利口かもしれない。
もうその時点で陰口や悪口じゃないのかもしれないけど、敢えて誰にでも読めるような場所へ自分の気持ちを書くほうが、あとあと自分に取って良い方向へ向かっていくんじゃないのかな。
