urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

水中人生論

本気ダイエット始めて約2ヶ月。自分に合わないダイエット法で肥えてしまった約2kgはなんとか戻すことができた。ということは実はやっとスタートラインに立ったわけで、ここからが正念場ということか。
ダイエットに対するモチベーションを保つのは結構大変で、お菓子を食べないとか酒を飲まないとか禁欲生活を続けているとある程度は慣れてくるものの、一度酒を飲む機会を許すと次も、その次も……みたいな感じになってしまい、気がつくと習慣化されてしまうという恐ろしい結果に。10月に入って演奏会の打ち上げなどで酒を飲む機会も多かったし、差し入れでいただいたお菓子を食べたり、演奏会疲れや寒くなってきたのを理由にジョギングの回数が減ったりして、危うくダイエットしていることを忘れるところだった。
やばいやばい。
ココで元の生活に戻ってしまったらまるで意味がない。今日は午前、午後と予定が入っていたけどその合間をぬって泳ぐことに。運動する時間は作らないとどんどん失ってしまうものね。
私にとってはジョギングより水泳のほうが断然ラク。最近は2km(約45分)泳ぐこともしばしば。45分泳げるのに45分走るのはまだまだ苦しいんだけど、たぶんコツをつかめばラクに走れるようになるんだろうなってことは水泳で体得しているので、その日を夢見て走るしかないんだろう。
しかし、どんだけ泳いでもラクなはずの水泳もたまにキツくなるときがある。
だいたいそういうときは他に泳いでいる人がいるときだということが分かってきた。しかもそれは、自分のペースより速いペースで泳ぐ人が同じレーンで泳いでいる時。泳ぐ速度は人それぞれなので、当然速い人もいれば遅い人もいる。ノンストップで何往復も泳いでいるので、追いつかれてしまったらどうしよう、とか、「なにチンタラ泳いでんだよ、どいてくれよ」とか思われてたらどうしよう、とかそんなことが頭の中を巡ってしまい、自分のペースが乱れてキツくなる。
でも、よくよく考えてみれば、限られたレーンのなかで皆が自分のペースでトレーニングしているのだから、他人に干渉していたらキリがない。目に余る迷惑行為をしているのなら話は別だけど、アスリートのための施設でもないのだし、私の泳ぐ速度が迷惑をかけているというのも正直考えにくい。実際、ものすごく速く泳ぐ人が他の人に迷惑にならないようにうまくよけながら泳いでいるのを見たことがある。
・・・ということは、私が自分のペースを乱すほど考えていることは無意味で、寧ろそんなことよりも自分のペースで泳ぐことを優先すべきではないか。そもそも「自分の(する)ことを他人がこう思っていたらどうしよう」などと考えるあまり自分自身を見失ってしまうなんて、本末転倒もいいところだ。


なんて、運動しながら考えることって生きるためのヒントが隠されていることが多い。