urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

ジェネレィション2

昨日横浜で金管バンド練習のあとは、さいたまに戻って「サクラボーンズ」の新年会。
こちらはぐっと年代が上がって平均年齢60代、昨年度も場末のスナックで忘年会という、ザ・昭和テイスト満載のステキなおじさま集団。自分の親世代よりは若いけれど、20歳くらい年上の先輩方との宴会はじつにおもしろい。
40歳の私が「私ももう歳だから…」なんて言ったらぶっとばされますよ。べつに言わないけどww
おじさま達はさいたまスーパーシニアバンドという中高年向けの市民バンドでトロンボーンを吹いていて、学生時代の経験者からまったくの未経験者まで技量もバラバラだけど和気あいあいと活動してる。100人近く在籍する楽団なので、練習の出席率とか聞いてみたら「みんなヒマだから来るんだよ。他にやることないし」なんて笑いながら言う。「いつまで経ってもヘタだけどね〜」と開き直っているものの、日本を代表するトロンボーン奏者にレッスンを受け、年間何十本もの路上ライブに楽団の活動とは別にトロンボーンだけで自主的に出演している。

上手いか下手かて言ったら決して上手ではないかもしれないけど、サクラボーンズの演奏はライブ感があってすごく好感が持てる。何より年間何十もの本番をこなすことで、お客さんに「聴かせる」姿勢はそこらの若いアマチュア奏者はかなわない。
「なんたって場数が違いますもんね。凄いですよ」て言ったら、
「なに? バカ’s? そうそうバカばかりの集団だから〜(ゲラゲラ」
っておやじギャグで返された。
口を開けば通風だの胃潰瘍だのハゲだの「寄る年波に勝てない」部分はあるけど、「未来がない」なんて発想は通り越してる。30代で「未来がない」という発想をする人はおそらく60代でトロンボーンを吹き始めるなんてことはしないだろう。いや、あるいは、もしかしたらおじさま達も30代の頃は「未来がない」と言っていたのかもしれないけれど。。
どっちにしても「未来がない」は、滑稽には違いない。