扉のむこう側

先日発売になったemix編曲の金管アンサンブル楽譜。早速購入しましたというメールが友人から写真付きで送られてきた。彼は今、昨年まで住んでいた埼玉を離れ実家のある秋田で暮らしているので、私の楽譜が全国に出荷された第一号ということになる。
今まで雑誌や書籍の楽譜図版制作や出版譜の浄書という形でスタッフとして名前を載せてもらったりした著作物は多いけれど、完全に自分の作品として世に出るのはこれが初めてで、（本当はダメなことだけど）身内でも買ってくれる人などいないのではないかと思っていたので、どんな形であれ売れたという事実に少しだけ自信と希望が持てた。
版元の社長さんにお礼のメールを出したら、「次もよろしくおねがいします」と返信が。
あぁそうだった。
次こそ本命。ていうか、まだまだやらなくちゃいけないものがたくさんあったんだ。一度開けた扉に足を一歩踏み入れたわけだから、どんどん進んでいかなくちゃ。