urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

手前味噌で恐縮

otoshimo先日のエントリid:otoshimono:20121117
共感する人も多かったと思うのですが、それはきっと、皆が人生を歩んでいるなかで少なからず感じていることだったからだと思います。


今日はmusic playersおかわり団というユニットのライブのお手伝いで新大久保へ。東京藝大の同級生7名で組まれたユニットで、ピアノ・ヴァイオリン・サックス・テューバ・トランペット・打楽器という編成に専属作曲家によるアレンジでオリジナルサウンドを作り出してます。スタッフなのでホールの外からしか聴けませんでしたが、とても美しい音色とハーモニーで、オーケストラ編成で良く演奏される曲や映画音楽など、たった6人とは思えない広がりのあるサウンドで観客を楽しませていました。
そもそも何故この演奏会のお手伝いをすることになったのかといえば、メンバーであるトランペット奏者の斎藤秀範さんと知り合いだったからで、私がオリパパ関係の演奏会マネジメントを引き受けていることもあって急遽連絡を受けた次第で。スタッフはもう1名探しているとのことで私が連絡した染野さんは、ユーフォニアム奏者外囿祥一郎さんのマネジメントも一手に引き受けるバリバリやり手のユーフォ吹き。
連絡を受けたのは3日前という、ホントに「急遽」という言葉が相応しいタイミングだったけど、私も染野さんも偶然スケジュールが空いていた。確かにこの部分は「運」かもしれません。でも引き受けてみれば、ユニットの他のメンバーだって実は繋がりがあったり、観客の中に知り合いがいたりして。打ち上げにも呼ばれて大変楽しくお話させていただくことができました。


私がヒデノリさんから連絡を受けたのも、そしてもう一人のスタッフとして私が染野さんを選んだのも、普段から《そうありたい》と思っている小さな積み重ねが向けさせた「運」であり「縁」なのだと思います。
今月は2つも大きな同窓会があり、それに参加できなかった人がそれぞれいました。その人たちの参加できない理由はさまざまだったけど、逆に参加者の中には参加する為だけにアメリカから一時帰国した人、イベントの引率で手が空けられないはずなのに、無理矢理時間を空けて空けた時間だけ参加した人が実際いたのです。かく言う私も、大事なイベントのマネジメントを依頼されていたにも関わらず、イベント準備を完璧にして静岡での同窓会に参加した。人によっては「無理なスケジュールだ」と諦めてしまうところを敢えて無理したことで《そうありたい》を自分で貫いたのです。
《そうありたい》の想いの強さが、自分の「運」を変えていく。ひとつひとつはとても小さなことだけど、そのちょっとの小さなことが積み重なっていくと、人生の到達点まで大きく変わってくる。「運は自分でつくるもの」という言葉がよく使われるけど、どれだけ《そうありたい》を大切にして生きているかでラッキーもアンラッキーも手に入れられるということなのだと思います。