urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

dear friends

私はもともと、新しい環境に慣れるのが苦手な性分です。
だから、自分から積極的に友達を作るのも苦手。
大学で埼玉に来て、そして大人になって、自分には友達が少ない、ていうかいないと思ってました。


大学3年の時吹奏楽部で一緒だった友達について、演奏技術のことでみんなの前で彼女を結果的に傷つける発言をしてしまい、関係がぎくしゃくしてしまったことがありました。その後当人は許してくれたけど、自分がこんなに人に対して知らず知らずのうちに心ない発言をしてしまうのなら、もう友達と話せない、と、それ以来自分に自信をなくしてました。
もしかしたら今まで出会ってきた友達も傷つけてたのかもしれない、そんな強迫観念がうずまいて、結果「友達がいない」と思い込んでいたのです。

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ふと、昨年実家を片付けたときにでてきた手紙

中学時代、授業中にこっそり書かれたものから大学に入って郵送された高校時代の友人からのもの、差出人も男女問わず実にさまざまな種類の手紙。何かプレゼントを贈ったお礼の手紙、恋愛相談、日常の悩みや元気〜ってだけのもの……今日何気なしに中身読んでみたら、みんな私が大切な友達だっていうことがにじみ出てくる文章ばかりで。。。泣きました。


ぜんぜんひとりじゃなかったじゃないか。


自分がイチバン苦しかった時期、この手紙をくれた友達がしてきたように自分も悩みを打ち明けることができたなら、もしかしたら、解決したかもしれない。もうちょっと、がんばれたかもしれない。長い間苦しむことも、悔やむことも、憎むことも、なかったかもしれない。こんなに素敵な友達がいるのに、何故友達がいないなんて思い込んでいたのだろう。。
もう過ぎてしまったことは取り戻せないけど、今こうして気付かせてくれただけでも、友達に感謝したいし、きっとこの手紙を今でも持ってるなんて知ったら「今すぐ捨てて〜!」って言われるだろうけど、私にとってはひとつ残らず大切な宝物だから、これからも大事に残しておいていいですか。