urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

つけナポの前身?

「懐かしの」という文句がついた駄菓子、よくありますね。今でも普通に売っているし食べられている駄菓子のそもそも何が「懐かしい」のかといえば、自分が子どもの頃によく食べていた、という意味で懐かしいわけですよ。大人になった今はあまり食べないけど、ふと、店頭に並ぶ駄菓子を見て「あぁ子どもの頃よく食べたっけなぁ懐かしいなぁ」といった具合にです。

それと同じように、このソフトめん。
給食のメニューとして月に1〜2度登場し、ミートソースやカレーソース、中華スープやけんちん汁など、どんなソースにもからむ魔法の麺として有名なソフトめん。中学生のときにその存在を知り、当時の私がいたく衝撃を受けた逸品です。
これをスーパーで「懐かしの」感情を抱きながら購入してしまった私は、それならばとことん「懐かしさ」を追求できなければ真のソフトめんは味わえないと考え、できる限りの給食ぽさを再現してみることにしました。
そういえば私は、社会人になってから2年半ほど学校給食のお世話になっており、素直に給食=懐かしいという感情には至らないので「四半世紀前のセンター給食」をテーマにアイテムを揃えてみました。

市販のレトルトミートソースをベースに、ミックスベジタブルと野菜ジュース、ケチャップを加えてコクよりも子どもっぽい甘みを再現。副菜は確か「へんなサラダ」の印象が強かったので、自作よりも給食感がだせそうな一度に大量に作られるスーパーの総菜コーナーで調達。デザートは静岡産みかん。そして極めつけは牛乳。どんなメニューでも、牛乳(200ml)。
栄養のバランスと単価は度外視ですので、あくまでイメージ重視です。


さっそく、いただきます。

給食のトレーは深さがないので、ソフトめんを一度に全部入れるとソースが溢れてしまいます。というわけで、袋の状態で麺を半分に分けます。あと、半分ずつソースと絡めるようにすると、食べやすいのです。

はい。服装まで当時を再現する凝りよう。イメージ大事です。
実は給食の時間も先生からしてみれば「給食指導」と言うようにお勉強なので、最近ではメニューに郷土料理や各国の食材を取り入れたり、和食メニューのときは箸で食べるようにしたりと随分工夫がされているようですが、四半世紀前はやっと米飯給食が定着したといったくらい発展途上だったことに加えて大量の児童生徒の給食をさばかねばならなかったので、なんでも「先割れスプーン」で食べる時代でしたね。「ソフトめん」は箸で食べるべきかフォークで食べるべきか微妙なメニューなので、先割れスプーンが丁度いいのかもしれませんが。
あ、お味のほうは、おいしかったですよ。ソフトめんにはちょっと汁気が多めのソースのほうが絡みやすいので、市販のミートソースを野菜ジュースで延ばしたのは正解だったかもしれません。あと牛乳。あの牛乳が給食感のほとんどを担ってることに気付かされました。


最後はotoshimoがちゃっちゃか食べ終わって片付けてしまい、食べるのが遅い私は一人取り残されるというところまで見事に再現されました;;