等価交換2

友人の日記に、「じぶんはこんなにがんばってるのに…って思ったらもうダメなんだよ」というようなことが書いてありました。
何のことかというと、例えば友人同士でなにかイベントを開催するといったとき、まぁ普通は参加するメンバーが協力し合って分担しながら準備しますよね。そんなとき、ある人は自分の都合ばかり優先してイベントに対しては他人に任せきりだったり、逆に協力する気はあるんだけど誰かから指示されないと何もしなかったり、そんな場面に遭遇するとつい「じぶんはこんなにがんばってるのに…（何故みんなやる気がないの？）」と感じてしまいがちだ、と。でも、それは表面上に見えている事実であって、自分の都合ばかり優先してる（ように見えている）人だってイベントに参加するために見えない努力をしているはずだし、すべての人が自分の意志で的確な行動がとれるわけじゃないんだから、そういう人にはできることをやらせればいいんだし、だから「自分ばかり」なんて思うのは単なるエゴだ、と。
だって、みんな「好きでやっている事」なんだから。

なるほどよくできた考えを持てる人だなぁ…すごいなぁ…
確かに仲の良い友人同士で集まってやる事なんだから、メンバーの誰かが物資を手配してきたとか、イベントスケジュールを組んだとか、そういった事に対して他のメンバーがお金を支払うことはまずありえません。お金を払わなくても「ありがとう」という感謝の気持ちであったり「じゃ、（代わりに）私はこれをやってくるね」といったことで相殺されるから。相殺っていうとなんだか恩着せがましいけど、それはもちろん無意識のうちに行われていることだから友人なんだと思います。
例えばお母さんが家族のためにご飯をつくったり洗濯したりすることに対する家族の気持ちや信頼関係と似ているわけですね。
・・・って、考えると、「じぶんはこんなにがんばってるのに…」と感じてしまったら、、、ちょっと危ういのかな。。