urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

DQN系

DQNDQMとを空目して

ま、まさかそんな日記を書くなんてほどミーハーじゃありませんのよ私ってば。


昨日、母と伯母が静岡から訪ねてきた。
目的は伯母の生き別れの息子(私にとっては従兄)に会いにいくため。従兄は高校卒業後、ミュージシャンになりたいといって親に反対され、家出。その後一度は戻ってきたものの、結局夢を諦めきれずに再び静岡を離れ、今はどうやら埼玉に住んでいるらしいということが分かり、訪ねてきたというわけ。
というのも、家を出てからは音信不通。今年の3月に実父が亡くなったときも顔をださなかったくらい絶縁状態。なぜ居場所が分かったかといえば、従兄の友人を通じて連絡がとれたからだそうで、かなり間接的に住所が分かったということですね。その住所が鶴ヶ島。ウチから遅くても1時間車を走らせれば着く場所なので、私が案内をすることに。
車の中で、彼が一体なんの仕事をしてるのか伯母に聞いたら、
「オンキョウだって。なんだかよくわかんないだけん。。」
どうやらそれ以上は知らないらしい。しかもオンキョウってカタカナで言ってたw 夜に仕事のことが多いらしいので、察するにライブハウスかどこかでPAエンジニアのお仕事をしているのでしょう。
そうこうしているうちに目的地に到着。ごく普通のワンルームアパートで、表札の名字を確認して本当に彼がココに住んでいることがいざ分かると、伯母さん急にもじもじし始めた。確かに事前に連絡もせずにいきなり訪ねてきたので、玄関のドアもノックできないらしい。
・・・・て言ったってせっかく静岡から来たんだから、玄関の前まで来て何もせずに帰るなんて後で絶対後悔するってば。と、背中を押し、コンコンと小さくノックすると、返事がない。
「やっぱ留守なんだよ」
会いたい気持ち半分、会えなくてもいいという気持ち半分で、なんか複雑。
それならばと、手紙(と、少しばかりのお金)を郵便受けの中に入れて、アパートをあとにしました。
「いい大人なんだから連絡くらいすりゃーいいのに」って母は言ってたけど、きっと従兄だって本当は伯母に会いたいんだと思う。でも彼の仕事について「オンキョウ?」という反応しかできない伯母は、もし会えたとしたら「アンタもそんなことしてないで普通の仕事して普通に結婚して……」とお小言言うに違いないとも思った。


従兄が伯母と連絡を取ろうとしないのは、そういう価値観の違いによる反発もあるのかもしれないな。。。