urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

禁断の過去日記2

小学校卒業してからしばらくの間惰性で書いてた日記。自分が新しい環境に馴染めない性格から、はじめのうちは小学校の頃を懐かしむ記述ばっかりで、友達がなかなかできない寂しさを卒業アルバムで紛らせてたりして、まったく、なんと情けないことか。。
それが一旦途切れたのが5月の宿泊訓練。まさか宿泊所までノートを持ち込む勇気がなかったのでしょう。準備やら何やらで一週間くらい抜けてる。そしたらその後、ぽつぽつと日記を書かなくなる日(空白のページ)が増え始めた。中学入ると部活するかテスト勉強に明け暮れるかどちらかだから、プライベート日記を書こうなんて余裕がなくなってきてるの見え見え。
で、その日記、7月17日で終わってる。
まさしくそれは父の命日。自分の中ではなんだか全然実感が湧いてなくて、何の感情も抱いてなかったっていうような記憶だったんだけど、その日のページだけ普段の3倍くらいの長さで書かれてる。そういえば「何か書いておかなくちゃ」という気持ちでとにかくがむしゃらに書いたような気がするんだけど、改めて読みかえしてみて、自分が憶えてなかった出来事やそのときの気持ちが克明に記してあったことに驚いた。
小さい頃から「感受性に乏しい」と親から言われつづけ、自分には思いやりの心がないと思っていただけに、父親が死んだことに対しても何も感じなかったと、勝手に記憶がすり替えられていたんだ。
結局その日の日記も最後まで書ききれず途中で文章が終わってたけど。

それから夏休みに入って2学期を迎えたあとも、このノートに日記を書くことはなかったわけで、やっとなにかが吹っ切れたんだなぁ、ということなんだろね。心配してた友達だって、ちゃんとできたし。今までの人生の中で、いちばん忘れられない1年。