モノより思い出

台風襲来のため昨日も結果的に「強行」帰省で、実家の片付け名目の3回のなかでイチバンキツいスケジュールだったんだけど、実はこれで「見納め」というか「住み納め」だったのでした。
次は多分来月に解体するのを写真におさめるために行くと思われ、だからそのときはもう家の中は引っ越し終わって空っぽなんだよね。究極の断捨離か。
写真やビデオにおさめたりするのは簡単にできるけど、どんなにたくさん写真に残しても、結局のところ時間や空間を運び出すことはできないんだなぁと。ふと。
今まで私はとにかくモノを「残しておく」ことで安心感を得て、なくなってしまうとかお別れとかいった寂しさを紛らしてきたけれど、今回そのほとんどを捨ててみて、モノそのものにはほとんど価値はないんだなぁと感じました。特に残されているモノに対しての記憶がなければなおさら。
て、そんなこと言っといてまた実家から品々を持って帰ってきちゃったりして矛盾もいいトコだけど、もうモノを残すのはほどほどにしておこうと思います。