urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

世界の珍しいミュート

otoshimonoがフライヤーとパンフレットデザインを手がけた如月四重奏団の演奏会で杉並公会堂へ。
ユーフォニアム:岩黒綾乃(東京佼成WO)、小寺香奈(フリー)
テューバ:近藤陽一(大阪市音)、佐藤和彦(新日フィル)
の、4人のアンサンブルです。なぜ如月かといえば全員2月生まれだからだそうで、まぁユニットのネーミングというのはストレートなほうが分かりやすいですよね。

全体的に「硬派」なプログラムが並び、ユーフォとテューバのために書かれた作品からバッハやバルトークといった作曲家作品のアレンジ曲など、特にユーフォ、テューバ吹きには楽しめる内容でした。
もちろん、中高音系プレイヤーの私も大変興味深い作品ばかりで楽しめました。子どもの頃は自分が知っている曲(=耳馴染みのある有名曲とか演奏した事のある曲とか)じゃないと眠くなってしまうことが多々ありましたけど、最近は所謂「知らない曲」のほうが楽しめて、その曲の持つおもしろさとか意外性とか、作曲家の作風とか、そういったものに耳を傾けることで音楽の幅が広がることに気付き、以来いろんなジャンルの演奏を聴く事にしてます。

そういった聴き方ができるのも、すばらしい演奏あってのものですから、4人の演奏レベルの高さは頷けます。

終演後は荻窪のとある居酒屋で打ち上げ。そこで目にしたものは!

テューバのミュート。しかもカップミュート。楽器店の方からテューバ奏者佐藤さんにサプライズプレゼント。というか、入荷したはいいが需要がなくて少々困っていたというのがココだけの話だそうで、ぜひともこのテューバカップミュートを曲で使っていただきたい…ということらしい。

でかい。
でかすぎる。
日本でもなかなかお目にかかれないシロモノらしいです。

ちなみに同じ種類のカップミュートのバストロンボーン用がコレ

トランペット用はてのひらサイズ