3年2組

中学時代の同級生と約30年ぶりの再会を果たした同窓会*1から約1年半が過ぎ、今週末にやっとのことでクラス会を開く運びとなった。「やっとのことで」というのは、我が母校全7クラスのなかで唯一クラス会を開催していなかった「奥手」組。
われら第二次ベビーブーム全盛期、クラス40人のなかに1〜2人はバリバリの「ヤンキー」がいて異様な存在感を醸し出し、あるときは教師にたてつき悪さをし、あるときはムードメーカーになってクラスの影の支配者として君臨していたので、年月を経てイイ大人になると率先して幹事を引き受けたり、（今も地元に居るので）人集めに尽力したりと、人々の役に立つ人材に成長しているのだけど、実を言うとうちのクラスにはそんな頼り甲斐のあるバリバリヤンキーがいなかった。
クラスメイトの面々を思い出してみても、今でいうマイルドヤンキーはちらほら、でも強烈な個性の持ち主も絶対的なリーダーシップがとれる優等生も見当たらない。なんでだろうなーと思ってたら、大人になって謎が解けた。担任が新任だったのだ。
今でこそ新任でいきなり中3の担任なんてありえないでしょうけど、当時は子供の数もクラス数もうなぎのぼりの頂点。苦肉の策でクラス編成から配慮された、というわけか。なるほどー。
そんなわけで、一昨年の同窓会以来、他のクラスでは頻繁にクラス会が企画されていたにもかかわらず、圧倒的リーダー不在のために「うちのクラスもやりたいねー」と願望表明だけで一年が過ぎたある日。男子数名による連名で「クラス会開催のお知らせ」メールがはいる。とことんリーダー不在。
メールには日時が記載されていたので、今度こそ本当に開催するのだろうと私もさいたまから参加を決意。遅くなったときのために駅近のビジネスホテルを予約して続報を待てども連絡がない。え、どこでやるのよ？　本当にやるの？　不安になった頃に
「では当日18時半に駅の改札集合で」
なんとアバウトな（笑

*1:id:studioemix:20161009