urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

主旨無視

土用丑の日といえば、江戸時代、鰻屋のご主人がウナギが売れずに嘆いていたところをかのコピーライター氏が売り込み文句を考えたとかどうとかいう逸話が有名だけど、21世紀ではウナギを食べすぎて絶滅寸前・・・ってなんとなく本末転倒な気もしなくもない。
そんなわけで鰻が貴重品になり、今年はコンビニ売りうな重でも2,000円はくだらないほどに。スーパーの鰻の蒲焼も1,800円〜3,000円と、スーパーでこれだけ払うんだったら5,000円出して鰻屋うな重食べたほうがお得な気すらする。
そうやって手がでない庶民を察してか、ついにこんな商品が棚一面に並ぶ日がきた。

棚には「これはウナギではありません。とうふです」としつこいほどの注意書き。本物のウナギ蒲焼の4分の1以下で買える「豆腐の蒲焼」
ていうか豆腐じゃん。
確か夏バテ防止に精のつく食べ物を〜という主旨で始まった風習じゃなかったけ?? そんなに鰻が食べたいのかと思ったら、実はみんな蒲焼が食べたかっただけなのね。味は豆腐なのでとても淡白なのだけど、大豆製品大好きなotoshimono家は余裕でOK! 別に鰻に似せることないのに。普段から売ってくれればいいのに。
そういえば丑の日には「う」のつく食べ物を食べると良いとも。
と「う」ふ・・・ってことか!!?