urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

初心者テヘ体験

先日の屋外イベントでトロンボーンを披露したemix。中学時代吹奏楽部でトロンボーンを吹いていたとはいえ、当時は演奏の機会はほとんどなかったような気がする。夏のコンクール、秋の文化発表会、春のフェスティバル、あとは運動会や朝礼で校歌や行進曲を演奏した程度しか記憶にはない。最近の中学生は町内会のお祭りや自治体のイベントで演奏するのをよく見かけるので校外や屋外で地域の人々に向けて演奏する機会も増えたみたいだけど、自分が生まれ育った学区が田舎過ぎたのか何なのかとにかくそういう機会には恵まれなかったので、今回街中の屋外でトロンボーンを披露したのは実は初めてだったかもしれない。
トロンボーンという楽器、左手で楽器を持ち右手でスライドを動かして音を出すしくみなので、実質両手で支えていることになる。普段演奏するトランペットやホルンは左手で楽器をホールドして右手はピストンを動かすだけなので、基本的には片手で楽器を持つことができる。
何が言いたいかというと、基本両手で支えていなければならないトロンボーンの右手を離してしまったら当然スライドが抜け落ちてしまうのに、先日のイベントで演奏中にとっさの判断を誤って右手を離してしまったわけです。
屋外演奏では天候に左右されることはしばしばあって、先日は雨は降らなかったものの風が若干強く、演奏中に譜面台が倒れるアクシデントがあったわけですよ。普段の私だと左手に楽器を持って右手で譜面を押さえる、なんてことは割と日常なので、それをトロンボーンでやってしまったためにスライドが前方に落下。。お客さんもメンバーもびっくりですわ。幸いその後の演奏に支障をきたすような致命傷ではなかったのでなんとか最後まで演奏は終えたものの、あとからよくみるとスライドが若干ヘコんでしまっている。トロンボーンにとってスライドは命。29年前に買った初級者モデルだけど、それでも大切に使いたいのでメーカーさん(銀座のヤマハ)へ修理に出した。
そういえば、中学時代に演奏の機会が少なかったこともあってトロンボーンを楽器屋へ持っていくことは一度もなかった気がする。だったら今回多少修理代が高くなっちゃっても別にイイかな。