ブラスバンド

ブラバンっていうと吹奏楽部をさすことが多いけど、ブラス（金管楽器）で編成されたバンド、いわゆる英国式ブラスバンドは日本ではどちらかというとまだまだマイナーな存在。20年前くらいから周知されはじめ、今では小学校の金管バンドがそれにならった編成に整いつつある、といった感じ。金管楽器のなかでも円錐管中心の編成は、音色がとてもまろやかで心地よく、その音色に魅了されて本格的にイギリスへ留学する人もここ20年でぐっと増えた。
今日は、その20年前、ブラスバンド黎明期に結成された社会人ブラスバンド「ネクサスブラスバンド」の演奏会を聴きに水戸まで。
実はこのバンドに高校時代の同級生が所属している。彼は茨城の大学に進学、大学でも吹奏楽部に所属して卒業後もトロンボーンを吹き続けている。高校時代の同級生で今でも趣味で楽器を吹いている仲間は本当に数えるほどしかいないので、こうして演奏会に足を運べるのはなんだか嬉しい。
偶然にも、金管まつりで知り合った友人も出演するとのことで、今回は彼からチケットを入手してはるばる水戸までやってきたのだけど、こういう繋がりもずっと楽器を続けているならではのこと。楽団は20年という節目の年を迎えて、安定感のある演奏を聴かせてくれた。
終演後にせっかくなのでごあいさつ。そういえば以前会ったのはこれまた共通の知人の演奏会だった*1。約8年半ぶりの再会。

*1:id:studioemix:20061103