urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

表現の手段

年末のサクラボーンズ忘年会にて「久々にトロンボーン吹いてみたい」なんて言っちゃったものだから、練習参加のお誘いをいただいた。
数年前に金管まつりでアルトトロンボーンを吹いたことがあるけど、アルトとテナーでは楽器も用途も違うので、自分が中学生時代に使っていたテナートロンボーンを引っ張りだして吹くのはまさに卒業以来26年ぶり。さすがにトロンボーンの腕前は弱小中学校吹部レヴェルなので、初心者大歓迎なサクラボーンズのおじさま方なら受け入れてもらえそうかな…などと甘い考えを持ち、参加させてもらった。
ポジションこそ覚えているものの、トロンボーンを吹いていた中学生の頃の感覚なんてもうほとんど忘れてしまっている。果たして自分はトロンボーン吹きとしてどの程度の技量があったのか。いや、期待できるような技量など無かったと思うけど、久しぶりのトロンボーンの音はやっぱりヘタな中学生の音だったし、息は続かないし、楽器を持つ左腕は疲れるし、ポジション操作する右腕は相変わらず届かないし、多分進化も退化もしてないんだろうなぁ…
人によっては演奏する楽器はトランペットならトランペットだけに拘ったりするけど、私の場合これまた優柔不断というか、まぁ良く言えば音楽表現をするのにその場に応じてさまざまな種類の楽器が使えるってステキじゃない? って思う派なので、演奏のプロじゃないんだからせっかく最初に出会ったトロンボーンという楽器も自分のレパートリーにできたらいいなぁと思う訳です。
絵を描くのに鉛筆でもサインペンでもクレヨンでも毛筆でも描ける、みたいな感覚かな。