urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

マイペース

フィットネスクラブのプールは25mなので、1.5km泳ぐには30往復しなくてはならない。ジョギングならiPhoneのアプリかなにかで計測できるけど、さすがに水中では無理なのでもっぱらアナログ方式(自分でカウント)。最初のウチは考え事してると忘れてしまってたのも、最近ではカウント脳と考え事脳が同居できるようになった。
プールのレーンはレッスン用、歩行用、それから難易度にあわせて長距離用、短距離用とおおまかに分かれていて、私はだいたい長距離用レーン。ただ、時と場合によっては体力に自信のある男性と一緒になることがあって、まぁ泳ぐのも速いわけですよ。同じクロールで泳いでいても、どんどん差が縮んでくる。決して私の泳ぐのが遅すぎるわけじゃないのだけど、なんだか後ろから「ちんたら泳いでんじゃねーよ」的な圧力を感じてしまい、なかなかマイペースで泳げない。ある時は、距離が縮んできたらそのまま折り返して(要は抜かして)くれたりするのだけど、それもなんだか申し訳ないなぁなどと感じてしまう。
でも、よくよく見れば泳ぎの速い人も数百メートル泳いだら休憩したりしていて、別に私が1.5km泳ぐ間ずっと追い回しているわけではない。当たり前なのだけど皆マイペースで泳いでいるわけで、たまたま同じ場所を共有するためにそれぞれがマイペースで泳げるように工夫をしているに過ぎない。
マイペースといっても、流れに乗れないほど遅く泳いでしまっては今度は他人に迷惑をかけることになる。実際、クラブスタッフに隣のレーンへ移動するよう促されてるおばちゃんが居た。果たして自分がこのレーンで泳ぐのに相応しい能力なのかどうかを自分で見極めるのも重要なんだ。
こんなフィットネスクラブのプールで泳いでいるなかでも、他人を気にせずマイペースで進む能力が問われている・・・そんなことを考えながら泳ぐのです。