urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

デキる子2

金管バンド指導している小学校の6年生女子2人が、自治体の主催するソロコンテストに出演するというので聴きに行ってきました。

この演奏会、昨年11月に予選となるテープ審査があって、その審査に合格した児童生徒しか出演できないというガチなコンテスト。といっても、市内在住の小中学生なら誰でも応募できるため、おそらく公演時間におさまるだけの人数に絞るための審査なのだと思います。それでもコンテストに出場したいというスピリットが素晴らしい。
こういうコンテストがある、という情報はおそらく先生がチラシか何かで子どもたちに一斉に知らせたのだろうけど、それを知ったときに出場を決め、自分が演奏できそうな曲を決めて、親や先生に相談して伴奏者の手配やレッスンをしてくれる先生(私のこと)に日程を調整してもらい、練習する。小学生一人では無理なことでも、自分がやりたい方向に向かって周囲の大人に援助してもらい実現させるという彼女達の能力に、感銘を受けました。
まだ経験の浅い子どもにも関わらず、出場した小学生達はみな堂々としていて、私が指導した2人もおそらく今までで一番良い演奏ができたのではないかと思います。
彼女達が中学生になって吹奏楽部へ入るとか、楽器を続けるという話は聞かなかったけど、もしかしたら人前で楽器を演奏するという機会はこれで最後になるとしても、ソロコンテストに出演したという経験そのものが、今後の人生にプラスになっていくことでしょう。