今週のお題「バレンタインの思い出」

はいはい今年もやってきましたよチョコレートまつり。
それこそ人工的な風習ですよ。ヴァレンタインディなんて。ミーハーな女子たちがきゃーきゃー言いながら男子を弄ぶイベントですよ*1。
で、極度の恥ずかしがりの私が、す、好きな男子にチヨコレイトをプレゼントするなどできるわけがないので、子どもの頃に誰かにあげた経験など一度もありません。というか、好きな子に年賀状出すためにクラスメイト全員に書くような子でしたので、ミーハー女子がきゃーきゃー云ってるのを尻目にクラスの男子全員分を用意しようとして、かなり最初の段階で面倒になってやめるというとても残念な子です。
なにげに無邪気にきゃーきゃー云い合ってるミーハー女子のことが羨ましくもあったのだけど。彼女たちがしきりに「チョコを手作りする」と盛り上がってるので具体的にどうするのか聞いたら何のことはない、板チョコを溶かして型に入れて固めるだけ。ぇ？　固まってるチョコレートをなぜわざわざ溶かすの？　で、また固めるの？　それで手作りなの？　ｗｗｗぇ意味わかんない。
完全に負け惜しみです。
でもミーハー女子達による、それぞれお目当ての男子を打ち明け合い、お互い応援し合って集団で渡しに行く〜という戦略は私にはどうにも馴染めず。だいたいチョコ渡すために好きな子を打ち明けなきゃならないなんて、そっちのほうがリスキーでしょ。
時は過ぎ、今は定番となった義理チョコから友チョコ、逆チョコなどなど、とにかく「あげましょう」がキーワードになりつつあるバレンタインイベントですが、当時きゃーきゃー盛り上がってたミーハー女子は今ママとなり、今度は息子がいくつ貰っただの、娘がいくつあげただの、結局きゃーきゃー盛り上がってることに変わりはない。恐るべし人工的風習。
で、子どもの頃は誰かから貰った経験のないotoshimoが、べ…別に要らないんだからっ！　みたいな表情をするので、クッキーを焼いてあげました。クッキーは、バターと砂糖と卵と小麦粉を混ぜて練って型を抜いてオーブンで焼くという簡単なお菓子だけど、バターをクリーム状に練るのと小麦粉を混ぜる工程が割とヤマ場で、私はココに手作り感があると信じているので、バレンタインイベントには「チョコを手作りする」のではなくてクッキーを焼くのです。

*1:id:studioemix:20120213