urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

ありそうでなかった本

出版のお仕事をしていると、何ヶ月も先に出版予定のものをヒィヒィ云いながら作業していることが多いので、そのヒィヒィ云ってるときに一体なんのお仕事をしているのか言えないのがもどかしくもあり。。。
というわけで、夏に締め切り追われながらヒィヒィ云ってた本がやっとでき上がり、献本が送られてきました。

全国 都道府県の歌・市の歌

全国 都道府県の歌・市の歌

東京堂出版「全国 都道府県の歌・市の歌」
普段はotoshimoの装丁本ということで紹介するものが多い出版社さんですが、今回は収録されている都道府県の歌の楽譜浄書をemixが担当しました。残念ながら装丁はotoshimonoにあらず、夫婦共演とはいきませんでしたので、中身をちらっとご紹介。

なんとわが故郷静岡県の歌が2曲も収録されている!


コレ、はじめにいただいた原稿は1曲だけだったのに、校了間近になって急遽1曲追加されたのです。そういえばもう一曲あったはずだよなぁ…とおぼろげに記憶していたので、なんとも嬉しい限り。
県民歌については各都道府県によってばらつきがあり、制定されていない県から県民みんなが歌えるという県(だいたい分かりますねw)までさまざまで、制定の由来や時期もばらばらなので、実はこういった感じで楽譜とともに収録されている本というのは今までなかったそうです。
確かに楽譜を拝見すると、コード譜が書かれたポップス調の歌もあれば、現在の世相にはちょっと合わない歌詞が入っている歌もある。各都道府県からいただいた原稿の楽譜を読みながら浄書していったので、それぞれ個性があり特徴があり、大変興味深く仕事をすすめられました。
その他、市の歌が408曲、こちらは歌詞だけですが収録されています。もちろんゥヲーゥヲーゥヲーカモンカモンで有名なタケカワ氏の曲もしっかり入ってます。