urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

忘れていたい緊張

とても久しぶりにトランペットを吹きました。
楽器はほぼ週に一度は吹いているけれど、最近はもっぱらアルトホルン*1。マウスピースの大きさも違えば管の長さも違うし演奏における役割も違う。金管アンサンブルはトランペット、ホルン、トロンボーンユーフォニアムテューバといった楽器の集合体で成り立っていて、そのなかでもホルンは楽曲の中音域を担う重要なパートなんだけど、その重要なパートを担う要員がいなくなってしまったことから私のホルン生活が始まってかれこれもう10年め。今ではemix=ホルンみたいなイメージまで定着しつつあります。


そんななか、9月末に30分間のミニコンサートの依頼がありまして。10月の定期公演を目前に控えてコミュニティ施設での無料コンサートへの出演は丁度良い客引きにもなるし、これは絶対出演せねばと考えたわけですが、なんとメンバーの、それもトランペット吹きが仕事との兼ね合いでpooh1人しか都合がつく人がいない! 仕事休んでまでも参加させられないのがアマチュア奏者の悲しいところ。。でも仕方ない。とはいえトランペット1人じゃ負担も大きすぎるしだいいち演奏できる曲がない。
というわけで、私の出番ですよ。
もちろんホルンも重要なパートだけど、楽曲を牽引するトランペットが居ないことには始まらない。poohと二人で力を合わせて金管5重奏をベースになんとか乗り切ることにしました。
あぁトランペットのトップなんて何年ぶりだろう。ていうか吹ききれるのか?! そんなことを考えながら練習開始。1stと2ndを交代しながらペース配分を考え、30分のステージで聞き馴染みのある曲中心に6曲をチョイスしました。


で、とても久しぶりにガッツリとトランペットを吹いた感想・・・もうへろへろになるかと思いきや、むしろその逆。昔よりも吹けるようになってる気がする! 自分たちが無理なく演奏できそうな曲をチョイスしたとはいえそれでもなんか吹けるようになってる気がする! ココ最近人前で演奏するのはホルンばかりで、自分の中でもホルンだったらどんな曲でも緊張しないで吹ききれる自信みたいなものが身に付いていて、なんというか、そういう意味で余計なストレスがなかったわけですよ。昔トランペットを吹いていたときは高い音に対して過度のストレスやプレッシャーを感じていたために余計音が出ないとかバテるとかいう障壁に悩まされつづけていたので、それをすっかり忘れた頭でトランペットを吹いたときの気楽さといったら!
・・・ハッ! も、もしやこれがアレクサンダーテクニークの原理?!

*1:英国式金管バンドではTenorhornと呼ばれています