urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

音楽の引きだし

結局昨日は楽譜書いてたりしてビアフェスタには行きませんでした。だって一緒に行ってくれそうな人いなかったし・・・というより自分が誘い下手なのが一番の原因 あぁいろんな意味で人生損してる。。。
で、夜はcotekanaさんとのもう1曲の合わせ練習。
打楽器サポーターのyohちゃんとハギィも加わって、全貌が明らかに
東京藝大院卒のcotekanaさんはいわばエリート。音楽に対する自分の考えをしっかり持っていて、その考えを音楽で表現するための引き出しがたくさんある。もちろんそれがアマチュア演奏家と一緒に音楽を創っていくときだって、アマチュアに分かりやすい言葉で伝え、形にしていく。
音楽って、最終的には言葉に表現できないものだけど、自分がこういうふうに演奏したいんだってことを共演者と共有するためには言葉を使わないと伝わらない。それはアマチュアだろうがプロだろうが同じで、ただその内容の深さが違うだけ。
スクールバンドではまず演奏技量がないので「テンポを合わせて」とか「音程を正しく」といった根本的な部分を調整するので精一杯で、「音楽を創る」という部分は「デモ演奏を聴け」で済ましてしまう部分が多い。学生のうちは知識も少ないのでとにかくヒトの演奏を聴いてそれを真似することを第一にすることが多いんだけど、本当は、その演奏を聴いて真似することでさらになにかが「見えて」こないと音楽として達成された訳ではないのね。
その「見える」という作業を繰り返して引き出しが多くなってくれば、いちいち「デモ演奏」なんか聴かなくたって音楽は創れるのよ。だいたい世界初演の曲を演奏するときに「デモ演奏」がありますか? ていうかそもそも「デモ演奏」ってナニ?
今回の演奏会ではほとんどの曲が編曲されたもので、もともとはピアノ曲、ロックバンド曲、ギター曲、など金管楽器とはかけ離れたものです。確かに原曲を聴くことはあるけど、それはあくまでもともとの曲の雰囲気を知るだけのことであってその演奏を真似ることではありません。真似たきゃその曲の編成と同じ楽器を使えばいいだけです。
今回演奏予定の「ペルセウス」は、J'zCrazeの3rdアルバムに収録されているのですが、実はアルバムが未発売(10/18発売)なので、メンバーにもほとんど原曲を聴かせていません(ライブで聴いた人がいる程度)。なので、これは原曲のコピーではなく本当にSFCのメンバーで創った音楽として聴かせられるのではと思ってます(なんだか発売前に演奏してしまって申し訳ない気もしますが…)。