urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

旧友

金管まつりで共演したBourton on the Brassの団員の何人かが所属しているブラスバンド埼玉プレミアブラス」の演奏会に行ってきました。
日本でブラスバンドっていうと、ブラバン吹奏楽部をイメージしますが、ブラス=金管ということで、要は金管バンドなのです。混同されやすいため、よく「ブリティッシュスタイルの金管バンド」なんて但し書きがされているものをよく見かけます。金管バンドの本場は英国。英国ではお馴染みの編成なのですが、日本ではわりと知られていない。むしろ、米国の軍楽隊とかのほうが馴染み深いかもしれませんね。
でも、金管楽器+打楽器で編成されたサウンドって、なかなか良いものです。金管楽器と言っても使われる楽器は、コルネット、フリューゲルホルン、アルトホルン*1バリトンホーン、バス、ユーフォニアムトロンボーンなど。金管のなかでもまろやかな音色が出る楽器を多く使っているので、金管といえどもとっても心地よい「まろやかサウンド」が聴けるわけです。
今日もそのまろやかサウンドをたっぷり聴けてホクホクです。そんななか、高校時代の同級生しかろん君に偶然会いました。「しかろん」はもちろんあだ名ですけどね。高校時代の部活の同級生にしか呼ばれていなかったあだ名だから、彼もさぞかし懐かしかったことでしょう。
私はご存知の通り静岡市内の高校を出て、ここさいたまへやってきた訳ですが、同級生で今でも楽器を続けているのはおそらく彼と、私と、あと1人くらいだと思います。高校生の時はテスト期間中だって毎日楽器吹いてたのにね。楽器だってみんな自分で買って持っていたのに。もったいないなぁ。
ところでしかろん君は、大学からずっと茨城在住。今は地元のブラスバンドトロンボーンを吹いています。だから、偶然といっても会える確率はなきにしもあらず、だったわけ。しかも、今回招待いただいた知り合いの団員が共通の人でした。あらあら、それは偶然。世の中って繋がるんだね。そんな瞬間。

*1:ブラスバンドの世界ではテナーホーンと言う