urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

92年ノスタルジア

仕事が終わって帰りがけに買い物に出かけたのだけれど、街灯のところに垂れ幕が掛かっていた。
「入学おめでとう」
その道は埼玉大学に通じる通り(通称「埼大通り」そのままですね)なので、通り沿いのお店が新入生達を歓迎すべく、このような粋な計らいがされているのです。私が入学した頃は、まだ大学の周りにたくさんお店がなかったのでそんな垂れ幕などありませんでしたが、あれから十数年経ち、大学の周りも随分活気あふれてきました。
そうかぁ、4月だもんなぁ。。。1992年の春、私はここ埼玉へやってきました。入学式は8日だったので、たしか2〜3日前に寮へ入った記憶があります。女子寮は4人部屋が基本で、自分のスペースが限られているので、布団と勉強道具と衣類くらいしか持ち込めません。電化製品はほとんど共用(まぁ部屋のなかの誰かの私物なんだけど)だし、電話は呼び出しだし、寮費が安いだけしか取り柄がなかったなぁ。
入寮した日に先輩に連れられて、ロヂャースに買い物に行きました。そこで買ったのは、洗濯カゴと、炊飯器。親元を離れて暮らすのは初めてだから、ご飯は一食分は何合たけばよいのか分からず、一合焚いて全部食べたり、生タマネギのスライスサラダの作り方を友人に教わって、まるまる一個を一日でたいらげて胸やけしたり、まぁそんな日々でした。
今年もそんな夢と希望いっぱいの大学生が田舎からこの街にやってくるんですねっっ。なぁんて、自分までわくわくしながら、今日もロヂャースに買い物にいったのでした。