1年違いモダン
先日母からもらったお土産のなかに「静岡明治9年」というお菓子があり、なんかそんな名前のお菓子があったような気がしたら、近所の和菓子屋に売ってた「明治8年」
明治9年は、現在の静岡県が誕生した年だそうで、明治8年は日本で最初にチーズが作られた年ということで、どちらも名前の由来ははっきりしている。で、明治9年のほうは白あん饅頭、明治8年はチーズケーキ。
まぁ饅頭の名前っていろいろあるけど、結局饅頭は饅頭であってパッケージをとってしまえばどれも同じなので、饅頭よりも名前のほうが重要だったりする。
曲のタイトルも然り、先にタイトルがあって曲の製作にとりかかるものと、出来上がった曲に対してそれに見合ったタイトルをつけるものとでは、曲から受ける雰囲気や曲にかける想いの強さが微妙に違う。
タイトルが1年違いのこのお菓子、先に名前ありきなのか、お菓子の開発ありきなのかがとてもわかりやすい味だった。