urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

20年

月日が経つのはあっという間・・・とは思わない。
大学へ入って本格的に金管アンサンブルというものを知り、自分たちで演奏会を開催するようになってから20年。当時は「とにかく3回は続けよう」なんて言ってたものを20回も続けることができたとは、これまでの幾多の困難や苦労を思い出すと「あっという間」などという言葉では片付けられない。

第1回の演奏会は私が大学4年のとき。まだ大学の吹奏楽部での活動と並行して自主公演の準備をしていたことを思い出す。OBも含んでいるとはいえ吹奏楽部の金管セクションだけで1公演こなすというのはとても考えられなかったし、さいごまで吹き切れずに疲れ切ってしまう場面もあった。

演奏会のチラシ、パンフレット類はすべてotoshimo製。20年前、駆け出しデザイナー(アルバイト)だったotoshimoの成長記録といっても過言ではない。と同時に、印刷技術も格段に進歩した。

そういえば、私がトランペット以外の楽器を吹き始めたのは第8回演奏会から。当時はフレンチホルン奏者が退団してしまったことの「穴埋め」として私がアルトホルンを購入したのがきっかけだけど、それにより独自のサウンドつくりへの道が開けた。今年はトランペットも含めた4本の楽器を持ち替えることに。一つの楽器を専門的に吹きこなす能力はないけど、いろんな楽器で音楽表現ができるということは自分の長所にしたいと思う。

会場であるさいたま芸術劇場も20年前はできたばかりのホール。途中改装された際に市内老舗のレストランが劇場内へ移転オープンし、楽屋に配達してくれるお弁当はおいしすぎて毎回大好評。


・・・というわけで、今年のさいたまファンファーレクラブ第20回演奏会、展覧会の絵全曲の編曲に20年目にして初のMC担当、、と、演奏会前から終演まで頭の中いっぱいいっぱいだったけど、多くのお客さんに来場いただき節目にふさわしい公演となった。