urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

トランペットパパ

上野の森ブラスでもお馴染みオリパパこと織田準一さんのライブがあるというので、poohとemukamiと3人で行ってきました。場所は大宮のアイリッシュパプ。たいへんアットホームで感じの良いお店です。

実は先日、織田さんの方から連絡があったのです。さいたまファンファーレクラブのみなさんへ、と。われらさいたまファンファーレクラブは、日本アマチュアブラスアンサンブル組織に加盟しておりまして、年1回のフェスティバル*1には一度も参加した事がないものの、名前だけは気にかけていただきまして。織田さんはさいたま市在住。なまえに「さいたま」のついたブラスアンサンブル団体に大変興味をもたれたということで、我々も大変光栄でございます!

今回のライブはプライベートライブといっても過言ではないもので、お客さんはほとんど織田さんとゆかりのある方々、織田さん主宰の「オリパパのトランペットが吹き隊」メンバーの方々などで、35曲の候補曲の中からお客さんに聴きたい曲を選んでもらってそれを演奏する、という形式でステージは進みました。

本番は芸術劇場の音楽ホールであるらしく、「今日は予行演習だからどんどんリクエストしてね」とのオリパパの言葉に、お客さんは容赦なく「ハイドンのトランペット協奏曲」や「ベニスの謝肉祭」や「フンメルのトランペット協奏曲」などを次々にリクエスト。

もちろん、「ハトと少年」や「矢切の渡し」といったイージーリスニング系、夫人である織田英子さん、ご子息の織田祐亮さん*2の曲なども披露。これだけでもたいへん至福のひとときを過ごせたというのに、ライブ終了後に「一緒に呑みましょうよ」と誘われてオリパパのテーブルにご一緒することに。いつも東京のライブハウスだと、ライブが終わると急いで帰らないと電車がなくなってしまうのだけど、今日は大宮。のんびりできる。

トランペットが吹き隊のメンバーは年齢層も広く、ラッパを始めて半年だというおじいさんがトランペットについて楽しく語ってくれました。ほかにも、学生の頃あまり良い想い出がなかったけどまたトランペットが吹きたいと市民吹奏楽団に入ったという女性も、織田さんがいたからやる気になれたんだ、なんて熱く語ってました。とすると、中学生の頃から20年近くもずっと楽器を続けている私たちはとても恵まれた環境にあるわけで、楽しく音楽をやるということの大切さをまた学んだわけです。

23時過ぎにotoshimoも到着。香川県高松市出身の織田さんとなんとオナチュウ*3で大いに盛り上がる。で、結局閉店まで楽しいひとときを過ごしたのでした。

*1:ほぼ毎年、常任ゲストとして上野の森ブラスが演奏をしているのだそうです

*2:ジャズトランぺッターとしてご活躍中! http://www.tri4th.com/top/bio.html

*3:同じ中学校出身のこと