urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

平成も最後になって

大人になっても「一度も行ったことがない」場所というのはたくさんある。
文化娯楽に関していえば、コンサートホールへは何度も足を運んだことがあるというのに、演劇ホールへは数えるほどしかない。徒歩圏内のさいたま芸術劇場は演劇ホールとして名高いのに音楽ホールとしての利用ばかりで、観劇へは2、3度行ったきり。

なんというか、あまりに偏っているなぁと最近思うようになり、ここ数年は吉本新喜劇*1を観るようになったのだけど、先日観劇した際に入っていたチラシから興味をそそられ即買いしたチケット公演。

それが
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明治座!!

平成も終わりにさしかかっているというのに初の明治座
しかも初めて観るのが水谷千重子の座長公演!

「超大物演歌歌手水谷千重子の50周年記念公演」ということになっているお笑い芸人友近のライブ……というのはお客さんは周知の事実なのだけど、もちろんお客さんだって「超大物演歌歌手水谷千重子のデビュー以来の大ファン」として入場しているわけなので、皆が演歌ひとすじ50周年の水谷さんを心からお祝いしている。

老舗の明治座だけあって細かいところから抜かりない。
ロビーには土産物屋が立ち並び、観劇のおともにお弁当やお菓子が所狭しと並ぶ。すごーい! 35分の休憩中(幕間)に座席でお弁当を食べてもいいなんて、原則飲食禁止のクラシック音楽ホールとは大違い。さすが大衆演劇ホール。
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開演前に明治座アイスモナカ(豆乳味)を食す。ウマウマ〜

もちろん幕間用に幕の内弁当を購入していざ観劇。
前半は時代劇、後半が歌謡ショーというスタンダードな構成で、約4時間の長丁場にも関わらず笑いあり笑いありの最高のクオリティで大満足でしたよ。

*1:といっても出演者が少なめの東京公演