urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

匠の器

中学時代の同級生mokkanが出展している陶芸のグループ展へ。彼の卒業した大学のOBによって毎年この時期に新宿京王百貨店のギャラリーで開催されていて、今年で18回目とか。音楽で言えばOBバンドの演奏会といったところか。
いや、出展者は陶芸家として活躍されている人たちが中心とのことなので、OBバンドと一緒にするのは失礼だな。同じ学び舎で陶芸を勉強してきた若き陶芸家たちの作品は、それぞれ個性的で目を引くものが多かった。
われらがmokkanこと望月秀敏氏は、学科の一期生ということでメンバー最年長。卒業後は新潟で修行を積み、数年前に地元静岡へ戻って高校講師を経て現在は特別支援学校の教師をする傍ら、作品製作や陶芸体験教室の講師など忙しい日々を送っているのだとか。ちょうど偶然にも、同じく中学時代(私に取っては高校も同じだった)同級生が静岡から駆けつけていたので、軽くお茶でも飲みながら近況など語り合った。
2人は高校教師として偶然同じ学校に勤務したのがきっかけで中学以来の再会を果たしたのだそうで、そんな縁もなかなかおもしろい。もしも自分も教師をするために卒業後静岡へ戻っていたら、もしかしたらそんな交流もあったのかもしれないけど、そんなこと言ったってあとのまつり。中学の同級生というより同僚教師の会話にはついていけなかったけど、だからといってそれが悔しいとはもう思わない。
さて、作品展のほうは「米の器」がメインなのでお茶碗が多めだったのだけど、凡庸な器の形よりも変わった形や色に眼がいってしまうemix、鮮やかな青色の楕円形の器に惹かれる。あとで聞いたら「瑠璃釉」という釉薬で仕上げた器だそうで、模様もちょっとオリエンタルな雰囲気だったのでなんとなくカレーを盛りたくなり、2皿お買い上げ。
早速、昨年、一昨年に手に入れた器とともにタイカレーなど盛ってみた。