urashimono

otoshimonoの裏日記。すなわちemixがつらつらと適当に書きます。

威厳

プラザウエストの人気公演「気軽にクラシック」シリーズ。今回はYaS-375とザッツ・サクソフォンフィルハーモニーによる演奏会で、サクソフォンの魅力たっぷりのステージでした*1
この公演の30分前に、われらさいたまファンファーレクラブがロビーコンサートという大役を仰せつかり、通常の半分の人数でヒィヒィ云いながら

なんとかかんとかステージを終えることができました。場所は施設の1階ロビー部分で、すぐ隣には図書館。これまでに弦楽器や木管楽器などの演奏はあったものの、音の大きい金管アンサンブルの演奏は初めての試みということで「苦情が来たら中止」なんて冗談いわれたりもしてたんですが、意外と良かったようで。ぃゃ、私の音が小さかったからか。。。?
26年の金管楽器人生のなかでトランペットが一番キャリアが長いとはいえ、実は一番苦手意識があるのもトランペットで、学生時代にはそのプレッシャーに悩まされました。先日練習した時(id:studioemix:20120917)は「もしかしたらイケるかも♪」なんて思ってたけど、やはり本番の緊張には勝てなかった。
「人前に立つ」ことには小さい頃から慣れているのでそういう緊張は全くなく、今回も演奏中に実は図書館へ警察官が立ち入るというちょっとした事件があったようで、そんなことにも気付く余裕はあったんだけど、トランペットの演奏となるとどうにもビビってしまって。
トランペットというのは楽団の牽引役で、大黒柱で、よーし俺に任せろついてこい的な威厳がないと務まらないわけですよ。逆に他のパートの人たちはその大黒柱に精神を委ねることで最高級の音楽を奏でることができる。だけどその柱が頼りないと、とたんに精神の行き場が失われてしまうのですよ。私が頼りないことで皆までも緊張してしまい、それが音になってるのがひしひしと伝わって「あぁぁー申し訳ないぃーorz...」と演奏中そんなことばかり考えてしまいました。
まぁ個人的にはそんな感じでいっぱいいっぱいだったけど、ぶっちゃけ聴いている方に気付かれてなければ。。。いいかなーなんて調子良いこと思ってますけど、、、

*1:この演奏会レポはこちら→id:otoshimono:20120929